日本だけではなく世界でも人気のYOASOBI。人気の秘密は日本語の世界観を壊さず、なおかつ美しく、正しい英語で歌詞が紡がれているからなのかもしれません。YOASOBIの「怪物」(Monster)を歌いながら楽しく英語を学びましょう。
英語バージョン "Monster" by YOASOBI
日本語バージョン 「怪物」 by YOASOBI
歌詞
Ah, so what a scene, let's do another toast to confine
Match a city, overflowing laughing voices are
pretended fabrications of a lie, blinded eye, deception
I'm trying not to go mad
♦英語訳
はぁ、さて、なんて光景なんだ(裏市の光景と思われる)、
(気持ちを)隠すためにもう一度乾杯をしよう
街に合う、あふれている笑い声は
嘘の捏造、見て見ぬふりして作っているごまかしさ
僕は気が狂わないようにしている
●日本語歌詞
あぁ素晴らしき世界に今日も乾杯
街に飛び交う笑い声も
見て見ぬフリしてるだけの作りもんさ
気が触れそうだ
〇単語
・toast
名詞
「乾杯」
ローマ人の習慣に基づくもの。その時代のワインは、不純物が多く、口当たりをよくするために、ワインに焼いたパンを入れていました。この原理は、木炭と同じです。
・confine
動詞
閉じ込める
コロナ禍の「外出制限」を英語では"confinement"と言います。
・overflow
動詞
「溢れる」
・pretended
動詞 pretend「~のふりをする」の形容詞的用法。
「うわべの」という意味になる。ここではfabricationsを修飾することで・fabricationsを少しやわらかいニュアンスで伝えている。
・fabrications
名詞
「捏造」「作り話」「偽造」
fabricationは偽造している「話」自体のこと
・blinded eye
見て見ぬふりをする。(eyeは単数形)
・deception
「欺瞞」「ごまかし」「だますこと」
*fabricationとの違いは、こちらはごまかすための「行動」自体を表している
・try to
~しようとする
(toはまだその状態になっていないことを指す)
「しないようにする」にはnotをtoの前に置く
・go 形容詞
動詞
(悪い意味の形容詞)~になる
・mad
形容詞
「狂っている」
Could a, could an aroma come and feed the brain in tune
With stimulation, reawaken inclinations
Don't know who's gonna go there today, I wonder
♦英語訳
香りが漂ってきて、それが脳に与えられ、調子が良い
その刺激で、本当の気持ちが再び目を覚ます
今日は誰がそこに行くつもりかは、分からない
●日本語歌詞
クラクラするほどの良い匂いが
ツンと刺した鼻の奥
目を覚ます本能のまま
今日は誰の番だ?
〇単語
・aroma
名詞 香り
・feed + (餌を与える)人
動詞 (餌を)~に与える
・in tune
調子が合っている
・stimulation
名詞 刺激
・reawaken
動詞 再び目覚めさせる
・inclination
名詞 傾向、気持ち
・is gonna do = is going to do
~する予定である
Comments